(画像引用元:ワールドトリガー7巻第55話「玉狛第1②」+19巻第169話「玉狛第2㉒」)
「ヒュースは、どうしてボーダーに入隊したの?」
かつて敵だった彼が、どうしてボーダーに入隊したのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
久しぶりにワールドトリガーを見た方が、
「え?前まで敵だったのに?!なにがあったの!?」
と驚かれるのも無理はありません。
ここでは、「なんでヒュースが仲間になったの?」という疑問を分かりやすく説明していきます♪
連載も再開し、どんどん次の展開へ進んでいっているワールドトリガー。
ここでおさらいをすれば、原作内容を今よりもっと楽しめるはず!
内容が少し複雑で、一度読んではいるけどイマイチ理解できてない…と不安な方も、この記事を読めばサクっと解決することをお約束します♪
それでは早速、ヒュースのボーダー入隊に至るまでを、彼の置き去りにされた理由もまじえながら見ていきましょう。
目次
ヒュースのボーダー入隊までの経緯
ヒュースの登場~ボーダー入隊に至るまでの話を簡単にまとめると、以下のようになります。
- 大規模侵攻時に、仲間に置き去りにされる
- 捕虜として玉狛支部におかれる
- ガロプラ遠征兵と接触し「本国に連れて行け」というが拒絶される
- ボーダーの遠征に同行することを決意
- 入隊式を終え、B級に昇格し玉狛第2に正式入隊
それでは詳しく見ていきましょう♪
大規模侵攻時に「置き去り」にされる
アフトクラトルが、三門市へ大規模な侵略行為を行った「第二次大規模侵攻」
この時に敵側の人型ネイバーとして、ヒュースが初登場。
画像引用元:ワールドトリガー7巻第55話「玉狛第1②」
撤退に追い込まれたアフトクラトルのネイバー達。
その際、ヒュースは仲間たちに置き去りにされてしまいます。
置き去りにされた理由は?
置き去りにされた理由は、「ヒュースを国に連れ帰ったら厄介になる、とハイレインが考えたから」です。
その詳細は、こういう話でした。
アフトクラトルは、一人の「神」のトリオン能力によって成り立っている星です。
「神」が死ぬと、その星も死に、アフトクラトルの滅亡は免れません。
残念なことに、その神がそろそろ亡くなりそうなのです。
遠征先で新しい「神候補」を手に入れたいのですが、それも中々難しい話です。
もし無理だったら、国内で一番トリオン能力の高いやつを「神」をしよう、とハイレインは考えました。
その神の第一候補が、ヒュースの仕えている主君だったのです。
画像引用元:ワールドトリガー14巻第119話「アフトクラトル⑤」
ヒュースがそれを知ったら、全力で抵抗されそうです。
なので、ハイレインは彼を三門市に置いて行くことに決めました。
捕虜として玉狛支部で過ごす
これ以上は無意味な戦いになるから投降しろ、と迅に言われ、大人しくそれに従ったヒュース。
画像引用元:ワールドトリガー10巻第81話「大規模侵攻㉔」
捕虜としてボーダ-側で扱われますが、場所が玉狛支部だったのもあり、かなりゆる~い扱いを受けます。
陽太郎と仲良くなったり、ランク戦を見ながら支部のメンバーとワイワイ話したり、日本の食べ物を食べたり。
それでも彼は心のどこかで、「国に帰るチャンス」を狙っていました。
ガロプラ遠征兵に本国に連れて行くよう交渉
帰るチャンスを狙っていたヒュースに、一つのチャンスが訪れます。
それは、アフトクラトルと主従関係のある「ガロプラ」という国が、三門市にやってきたことでした。
ヒュースは玉狛支部をこっそり抜け出して、彼らに交渉しに行きます。
「俺をアフトクラトルまで送っていけ」
ガロプラの遠征兵にそう言い、芝居までうって交渉に臨みますが、元から彼らにヒュースを連れ帰る気はなかった様子。
画像引用元:ワールドトリガー16巻第135話「ヒュース」
ここでヒュースは、完全に拒絶されてしまい、交渉は失敗に終わります。
ボーダーの遠征艇で本国に帰ることを決意
しかしそれしきのことでは諦めないヒュース。
その場に居合わせた迅に、「何としてでも俺を本国へ送り届けろ」と言います。
画像引用元:ワールドトリガー16巻第135話「ヒュース」
少し前に迅とヒュースは賭けをしており、その賭けにヒュースは勝っていました。
この時迅に対しての発言できたのは、その賭けで勝った時の権利があったからでした。
迅はここでようやく、過去のこの発言の伏線回収をします。
「玉狛第二に入るのは、俺以外に適任なヤツがいる」
画像引用元:ワールドトリガー14巻第116話「迅悠一⑨」
ヒュースを本国まで送り届けるため、迅はボーダーの「遠征」というシステムを利用します。
そのために彼は、まずボーダー隊員になる必要がありました。
ヒュースは玉狛第二のメンバーにそのことを話し、入隊を希望する意思表明をします。
画像引用元:ワールドトリガー17巻第147話「ヒュース②」
しかし、元近界氏であるヒュースがボーダーに入るとなると、中々問題が多く修は頭をひねります。
そして考えたのが「アフトクラトルへの道中、ヒュースに近界の道案内をさせる」という条件。
城戸指令はこの条件をのみ、代わりに「千佳を遠征へ連れて行くこと」を求めました。
画像引用元:ワールドトリガー17巻第149話「雨取千佳⑥」
彼女の莫大なトリオン能力が遠征先で役に立つから、ということ話で、千佳はこれを受け入れます。
こうしてそれぞれの条件を飲み込んだところで、ヒュースはボーダーに入隊できることになったのです。
入隊式からB級昇格まで
入隊式にて正式にボーダー隊員となったヒュースは、C級隊員からその日のうちにB級隊員まで昇格します。
彼の実力からすれば当然のことなのですが、入隊当日でB級に上がった隊員がいれば噂にならないわけがありません。
案の定ヒュースの元へ、B級隊員やA級隊員たちが勝負を申し込みに来ます。
そこでヒュースの現在の剣の腕が「攻撃手6位とほぼ同じぐらい」であると判明しました。
玉狛第二に正式に加入
お揃いの隊服に身を包み、まずは見た目からチームメイトになったヒュース達。
画像引用元:ワールドトリガー18巻第160話「ヒュース④」
ここからいよいよ、彼の本領発揮が始まります。
B級ランク戦ROUND7(東隊VS影浦隊VS鈴鳴第一VS玉狛第二)が、ヒュースのデビュー戦となります。
彼は、弧月をメインに、エスクードやバイパーを使う万能手ポジションとして初戦で大活躍!
低迷気味だった玉狛第二も勢いを取り戻し、無事勝利することが出来ました。
画像引用元:ワールドトリガー20巻第175話「ヒュース⑦」
そして勝利の後に「千佳は人が撃てるんじゃないか」と発言をし、結果この発言により千佳は人を撃てるようになります。
ただランク戦で勝利をするだけでなく、遠征へ導くためにチーム隊員のことも気にするヒュース、非常に真面目な性格であるとうかがえます。
B級ランク戦ROUND8(二宮隊VS生駒隊VS玉狛第二VS弓場隊)が始まり、こちらはヒュースのデビュー戦よりかなり苦戦します。
けれど結果的に玉狛第二が勝利し、このことで遠征行きの切符を手にすることができたのでした!
画像引用元:ワールドトリガー22巻第195話「雨取千佳⑨」
以上が単行本22巻までの内容となります。
最新話では、どんどん「遠征選抜試験」についての話が進んでいっています♪
記事内容まとめ
ここまで読んでくださった方、おつかれさまでした♪
画像引用元:ワールドトリガー8巻第65話「大規模侵攻⑭」
今回の記事の内容をまとめると、以下のようになります。
- 大規模侵攻時に、仲間に置き去りにされる
→ハイレインに「国に連れ帰ったら厄介になる」と認識されたため - 敵の捕虜として玉狛支部におかれる
- ガロプラが三門市に襲撃、遠征兵に「アフトクラトルに連れて行け」と交渉
→ヒュースをアフトクラトルへ戻す気はないと断られる - ボーダーの遠征に同行することを決意
- 無事に入隊式を迎え、その日のうちにB級に昇格
- 玉狛第二に正式に入隊、ランク戦で勝利を重ねる
→遠征選抜試験を受けられることが決定!
ヒュースが隊に入ったのはまだ最近の話ですが、戦闘経験値が豊富で頼もしい限り!
何かと不運なキャラですが、この先どうなるか気になるキャラでもありますね。
本部上層部で黒い話が出されていて、彼が本国に本当に帰れるかは疑問ですが、頑張ってほしいです…!
それでは!最後までご覧くださりありがとうございました!