ワールドトリガー

【ワールドトリガー】名言ランキングTOP30【全22巻徹底調査!!】

ワールドトリガーには、心にぐっとクる名言がいっぱいありますよね。

ここが好きでたまらない。あのキャラのセリフめちゃめちゃ好きだなあ。と、好きなセリフは人それぞれあると思います!

私も大好きなセリフがいっぱいあります!ワールドトリガーという作品の1人のファンとして全22巻を徹底的に読み尽くしこのランキングを全力で選ばせていただきました!!

と、いうわけで今回はワールドトリガー名言TOP30を大紹介!

なるべくキャラクターごとに偏りのないようにしていますが、統計調査などではなく個人的なランキングなので、多少の贔屓はご了承くださいませ。

また「名シーン」ではなく「名言」なのであくまでも「言葉として響いたもの」を選んでいます。その作品の中の華やかな見せ場ではないことをご理解の上閲覧ください。

あなたの好きな名言は何位にランクインしているでしょうか?
では早速!ワールドトリガー名言ランキング30位から順次発表して参ります!!

目次

ワールドトリガー名言ランキングTOP30

1位「僕はヒーローじゃない 誰もが納得するような結果は出せない」

【三雲修】

引用:ワールドトリガー10巻第85話「三雲修⑪」

記者会見にて「もっと手順を守ってトリガーを使え」と責められた時、修が言ったセリフです。

この前に「運命の分かれ目はこちらの都合とは関係なくやってきます。準備が整うまで待っていたら ぼくにはきっと一生何もできません」というセリフが入っています。

彼が言っていることは確かな事実。記者たちだけでなく、読者に向けてのメッセージでもあると私は思っています。

漫画やゲーム、アニメのヒーローは現実ではあり得ないことを可能にし、正義のヒーローとして「誰もが納得するような結果」を出すことが出来ます。

しかしそれにばかり慣れてしまうと、現実はそうでないことを忘れてしまいます。今私たちが過ごしているこの世界にそんな完全完璧な正義のヒーローはいません。

でも修が冷汗をかかずにこれを堂々と発言している姿は本当に頼もしく、まさに正義の「ヒーロー」なのかもしれませんね。

2位「気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ」

【太刀川慶】

引用:ワールドトリガー12巻第99話「那須隊④」

熊谷が村上に負けた後、その試合を実況していた太刀川が言ったセリフです。

なんせ前のセリフとの繋がりがアツいんですよね、アツアツです(私はこのシーン見てよく泣きます)

「気持ちの強さは関係ないでしょ」「勝負を決めるのは戦力・戦術あとは運だ」
というセリフが前にあるのですが、そのシーンを見ていると「いまの状況見てそれ言うか普通…?」と言いたくなります。というかそこだけ読んだら正直太刀川さんにドン引きします。

けれどそれは気持ちが強かろうが、どうしようもない時はどうしようもないんだ、という事実であり実際、気合十分だった熊谷は村上に敗れます。

「熊谷は負けたけど、それは絶対に気持ちがショボかったからじゃないという太刀川のこの優しさともとれる発言にハッとなった読者さんは多いのではないでしょうか。

3位「勝ち目が薄いからって……逃げるわけにはいかない」

【三雲修 空閑遊真】

引用:ワールドトリガー9巻第76話「三輪秀次」

修が過去(1巻)に言ったセリフを、遊真が思い出して繰り返し言ったセリフです。

ヴィザ翁戦は実力的には勝ち目が絶望的で、しかもその中で遊真は「勝たなければいけない」という苦境に立たされたわけですが…。

自分が過去に過ちを犯し父親の命と引き換えに生き延びたことを思いだし、悪いな親父……とこのセリフに続きます。

遊真はあまり自分の心境をつらつら言うタイプではありませんが、自分の失敗で父親を死なせてしまったことは彼の中で大きいことなのでしょう。

遊真はそれを乗り越えてでも守りたいと思える仲間に出会えたわけですが、これは有吾さんにとっては本望なのかもしれませんね。




4位「親の言うことが正しいと思うな」

【空閑有吾】

引用:ワールドトリガー3巻第18話「空閑有吾」

親父の三つの教えのうち最後の1つとして遊真が言ったセリフです。

色々遊真は親父さんに教えてもらったことがあるようですが、それら全部ひっくるめて親が正しいと思うなよ、というとっても矛盾した言葉です。

けれど実際丸ごと信じ切って生きていたら「それと違うこと」に出会った時の対処法が分からないはず。

なのでこれは矛盾した言葉というよりかは真に遊真のためを思って言った言葉なのだと思います。

5位「「弱い駒が強い駒の働きを止めてる」ってのがすでに戦果としては充分なんだ」

【空閑有吾】

引用:ワールドトリガー9巻76話「三輪秀次」

回想時、遊真に戦闘のことを教えている時に有吾が言ったセリフです。

毎度毎度有吾の一言には納得しまくります。負けず嫌いな性格の方なら分かると思いますが、自分より上の人間と勝負して負けるのが当たり前でも、やっぱり負けたら悔しいですよね。

その力関係で引き分けだったら確かに戦果としては充分過ぎる話です。風間さんと修が引き分けたのが噂になるのも納得ですね。

6位「自分が目指す最高の動きをイメージしろ それに近づくためにはどうすればいいか考えて動け 「訓練」はそのためにある」

【烏丸京介】

引用:ワールドトリガー6巻第50話「三雲修⑦」

モールモッドに苦戦している修に対して烏丸が言ったセリフです。

9位の木虎のセリフと少し似通っているところがあります。戦闘でも料理でも仕事でも何にでも言えることですが、「最高の目標」があるのと無いのとでは随分違いますよね。

それを知った上で、苦戦している弟子に「それに向かって自分はどうすればいいのか?近づくために考えて動け」とアドバイスする烏丸は中々の男前師匠です。




7位「ぼくはぼくのやるべきことをやる 反省は全部終わってからだ」

【三雲修】

引用:ワールドトリガー8巻第69話「三雲修⑧」

千佳がキューブにされてしまった後、修が千佳を何としてでも守ると決意した時に言ったセリフです。

これの少し前に烏丸が「おまえのやるべきことをやれ!」と言っており、それがそのままセリフに反映されています。

千佳のキューブ化の原因の1つに修の実力不足もあったため、この状況なら「自分のせいだ…!」と誰もが落ち込んでしまうところですが、「反省は全部終わってから」と切り替えられる当たり、カッコいいんですよね。

8位「わたしは 結局いつも 自分のことばっかり考えてる……」

【雨取千佳】

引用:ワールドトリガー21巻第179話「雨取千佳⑦」

「人を撃てる」とヒュースに言われて千佳が動揺し、栞や木崎に自分の思いを吐き出しその最後に言ったセリフです。

長年心のどこかにあった思いをこうして仲間に打ち明けたことはもちろん、自分の黒い部分を認めることにも勇気を振り絞ったことでしょう。それを受け入れてもらえるか不安だったことでしょう。

自分のことばかり考えてしまうのは人間として恐らく当たり前ですが、彼女がそれを悪いことだと考えてしまうのもよく分かります。

9位「「ダメで元々」「負けも経験」いかにも三流の考えそうなことね 勝つつもりでやらなきゃ 勝つための経験は積めないわ」

【木虎藍】

引用:ワールドトリガー5巻第35話「三雲修④」

修が風間に何度も試合を挑む姿を見て木虎が言ったセリフです。

何度も強い人に練習を挑んでも「勝つため」に練習をしなければその試合は良い経験にはならないと言っているわけですが、これを読んでほほうなるほど、と思いました。ここで「無意味」とは言わないあたり作者の言葉選びのセンスを感じます。




10位「新しい連中がどれだけ派手に追い抜いて行っても それであいつらの価値が消えてなくなるわけじゃねぇんだ」

【柿崎国治】

引用:ワールドトリガー16巻第142話「柿崎国治」

ランク戦で柿崎隊が玉狛第二に圧倒され、負けが見えた時隊員を想って柿崎が言ったセリフです。

このランク戦の試合を見れば「圧倒的な力の差」を感じると思うのですが、それでも柿崎隊長のこのセリフは、読んでいる私たちも忘れてはいけないことだと思います。個人的にすごくお気に入りです。

11位「自分が「そうするべき」と思ったことから一度でも逃げたら きっと 本当に戦わなきゃいけない時にも逃げるようになる」

【三雲修】

引用:ワールドトリガー3巻第21話「三雲修③」

遊真が「困っている人は見過ごせないのか?」と言ったのに対し修が言ったセリフです。

嫌なこと、怖いことから逃げたい気持ちはあって当然だと思いますが、こういう風に口に出せる修は自分のことをよく理解してるなあと思います。一度でも宿題の答えうつしたら、もうまともに問題解く気にはなれない原理と同じなのかもしれない。

12位「今度こそ、友達は わたしが助ける!!」

【雨取千佳】

引用:ワールドトリガー6巻第52話「雨取千佳④」

敵に友達が捕まってしまい、「どうしよう」となっていた千佳がハッとなって言ったセリフです。

自分のトリオン能力の高さから、大切な人を巻き込んでしまったと思っている千佳ですが、こうしてその能力を今度は助けるために使えるまでに成長した彼女は偉いです、本当に。




13位「「法律(ルール)ってのは世界を回すためにある おまえを守るためじゃない」」

【空閑有吾】

引用:ワールドトリガー1巻第2話「空閑遊真」

父親にこんなことを教えてもらっていたと遊真が修に対して言ったセリフです。

有吾の言葉は風間さんほどのピンピンの鋭さはありませんが、的確にズバッと突いてくるのでこれまた読んでいてとても気持ちが良いです。実際に法律(ルール)は数え切れないほど世の中にあふれていますが、いつもいつも私たちを守ってくれるとは限りませんよね。

14位「メガネくんが自分から首突っ込んできたんだから 自分でなんとかしなきゃ」

【空閑遊真】

引用:ワールドトリガー1巻第1話「三雲修①」

1巻ので遊真の代わりに殴られた修に対して遊真が言ったセリフです。

言っていることはごもっともですが、これ実際このシチュエーションにたって言われたら多分相当腹が立つと思われます。いや、でも、腹が立つというより「そうくる…?」って呆気にとられる方が勝つのかも。

15位「「物事がうまくいってるときは 操られてても気付けない」」

【古寺章平】

引用:ワールドトリガー7巻第60話「大規模侵攻⑩」

緑川VSランバネインの1対1になった時、緑川(古寺)が言ったセリフです。

古寺が直接言った描写はありませんが、このセリフ自体は古寺が言ったものです。褒めちぎられたら、誰だって少しは気を緩めてしまいますよね。その裏で操られていたことを知った時は、悔しさ通り越して憎しみが湧いてきそうなものですが。




16位「おまえ……つまんないウソつくね」

【空閑遊真】

引用:ワールドトリガー1巻第6話「嵐山隊」

ありとあらゆるところで遊真が嘘をついた人間に対して言っているセリフです。

千佳を守りたいというのを隠す修に対して言ったり、兄さんを探したいことを隠す千佳に対して言ったり、ヴィザ翁が遊真をだますために言った言葉に対して冷たく言い放ったりしています。便利だけど心が痛む能力です。

17位「違うあの時とはもう 私はA級 やるって言ったからには絶対にやるのよ!!」

【木虎藍】

引用:ワールドトリガー6巻第51話「木虎藍④」

新型トリオン兵に負けそうになった時、木虎が過去に負けた自分を思い返し言ったセリフです。

気が強く自分に厳しい彼女らしい言葉です。このシーンは漫画で見てもアニメで見ても大迫力で原作派の方もアニメ派の方も一度両方見て頂けると…うれしいです(私が)

18位「当たり前のことをやっていては 先を行く人間には追い付けない」

【風間蒼也】

引用:ワールドトリガー13巻第115話「三雲修⑬」

B級上位の初ランク戦で三雲隊が負けたことに対して風間が言ったセリフです。

主人公として修はどんどん成長していくけれど、それは周りの隊員も同じであることが身に染みるセリフですよね。風間さんの言葉は的確にスパッと言ってくれるので気持ちが良いです。




19位「腕がいい 工夫もある 「戦う力」は持っている だが勝敗は それ以前に決まっている」 

【ハイレイン】

引用:ワールドトリガー9巻第74話「烏丸京介」

烏丸がハイレインに惨敗し、その去り際に烏丸に対してハイレインが言ったセリフです。

20位のエネドラの発言とよく似ていますね。内容がよく似ているのですが、ここの順位は上司と部下なのでこうなりました(遊び心しかなくてすみません)負けると予知されていて実際負けて、追い打ちかけるようにこう言われた烏丸は、相当悔しかったと思います。

20位「頑張ったなあ 工夫したなあ 毎日練習したんだろうなあ けど残念 オレは黒トリガーなんでな」

【エネドラ】

引用:ワールドトリガー7巻第56話「風間隊」

風間隊がエネドラと交戦し、隊長の風間がやられた時にエネドラが言ったセリフです。

どれだけ努力しようが、元から力の差が圧倒的の場合は勝てない。そんな現実を突き付けられたセリフですね。生まれ持っている能力で勝敗が決まるというのも、なかなか残酷なものです。

21位「……負けが続けば 無償のやさしさはいずれ重荷に変わります」

【木虎藍】

引用:ワールドトリガー14巻第123話「ガロプラ②」

修に対しては辛口だねという綾辻に対して木虎が言ったセリフです。

後輩に対して厳しい憎まれ役を買って受ける木虎は、表面的に見るとキツいですが実はやさしいんですよね。やさしいばかりが正しい指導ではないことは、現実でも言えそうです。




22位「さあ好きにしろ!殺そうとしたんだ 殺されても文句は言えねー」

【米屋陽介】

引用:ワールドトリガー2巻第16話「三輪隊③」

空閑遊真の排除を試みた三輪隊が敗北し、その後変身を解いた米屋の言ったセリフです。

わりと小さなコマでコミカルに描かれているシーンなのですが、個人的に米屋の腹の座り具合にめちゃめちゃかっこいいなと思ったシーンです。流石A級。

23位「悔しいって思えるなら まだ強くなれるはずだから」

【染井華】

引用:ワールドトリガー17巻第146話「玉狛第2⑭」

ランク戦で連敗し落ち込んでいる香取に対して染井が言ったセリフです。

大規模侵攻の時彼女は、自分の家族を守れなかったことを悔しく思ったのかもしれません。その時の悔しさをこういうかたちで友達に伝えられる彼女は、強い人間ですね。

24位「パワーアップはできるときにしとかないと いざって時に後悔するぞ」

【迅悠一】

引用:ワールドトリガー2巻第11話「迅悠一」

遊真が見つけた小型ラッド発見の手柄を修に譲る話になった時、迅が言ったセリフです。

迅さんがこう言ったということは、過去にパワーアップの機会を逃して後悔したことがあったのでしょうか。詳しいことを語らない迅さん、趣味が暗躍なだけありますなあ。黒く輝いてまっせ。




25位「……努力なんて 1週間やそこらで実を結ぶものじゃありませんから」

【木虎藍】

引用:ワールドトリガー15巻第113話「影浦隊」

B級上位との初ランク戦で修が初っ端から落とされた状況を見て、木虎が言ったセリフです。

もちろん全てがこうとは限りませんが(1週間で実を結ぶ努力もあります)戦闘に関しては培ってきた時間がものを言う、という木虎の冷静さがうかがえますね。

26位「ただ おまえとは違うやりかたで戦う人間もいるってことだ」

【嵐山准】

引用:ワールドトリガー4巻第26話「嵐山隊②」

迅のやり方を否定する三輪に対して嵐山が言ったセリフです。

城戸一派と玉狛一派の代理戦争といったところでしょうか。大事な人を亡くしてその経験をどう力に変えていくかは人それぞれだという嵐山。やはりかっこいいのは顔だけではないようだ。

27位「武器がなくてもやれることはあるはずだ」

【三雲修】

引用:ワールドトリガー2巻第8話「木虎藍②」

ゲートが市街地に現れ、自分は戦えないと悟った修が町の救助に回ると決めた時のセリフです。

自分の非力さを嘆くのではなく、今自分なら何が出来るのだろうと瞬時に考えることが出来る修の柔軟な発想力は流石です。イヨッ主人公!




28位「泣くな 「玉狛」は まだ負けてない」

【木崎レイジ】

引用:ワールドトリガー8巻第63話「大規模侵攻⑫」

全武装(フルアームズ)を使えば勝てたのに、と泣く陽太郎に対してレイジさんが言ったセリフです。

戦争は個人が負けようが、チームで勝てば勝利。大規模侵攻という緊張の中、力の差が圧倒的だったとはいえ、負けた後この台詞が出るのはレイジさんの大人の魅力ですね。

29位「あなたが失敗したんじゃないわ 向こうが対応したのよ」

【木虎藍】

引用:ワールドトリガー15巻第130話「ガロプラ⑨」

交戦中に熱くなった双葉に対して木虎の言ったセリフです。

1人の読者として読んでいて、状況的にこうなだめられると、双葉にの立場からしたら悔しいけど納得がいかざるをえないだろうなあと思います。

30位「すべての状況で 完璧にやれる人間なんていないでしょ」

【烏丸京介】引用:ワールドトリガー22巻第196話「玉狛第2㉔」

二宮隊が玉狛第二に負け、自分のアドバイスが悪かったかもなと言う出水に対して烏丸が言ったセリフです。

少しズレますが総合ランク1位の太刀川さんが、性格やら学業やらの面では完璧から程遠いことを考えるとさらに納得できる一言ですね!(にっこり)




最後に

ここまで読んでくださった方、おつかれさまでした♪ご自分の好きなセリフはランキングにありましたか?

本当にいいセリフが多すぎて私も選ぶのにめちゃめちゃ悩みました…。

【TOP3】のセリフまとめ

TOP30のうち上位3位をまとめると以下のようになります!

1位【三雲修】

「僕はヒーローじゃない 誰もが納得するような結果は出せない」

2位【太刀川慶】

気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ」

3位【空閑遊真&三雲修】

「勝ち目が薄いからって……逃げるわけにはいかない」

素敵なセリフでいっぱいのワールドトリガー。連載も再開し、ストーリーもキャラクターもますます見逃せません!
これからもワールドトリガーという作品を楽しんでいきましょう♪

それでは!最後までご覧くださりありがとうございました。