鬼滅の刃

【鬼滅の刃】竈門炭治郎の名言TOP15!家族への想いと信念を貫いた温かな名言たちを徹底解説!

世界中で大ヒットしている「鬼滅の刃」

多くの登場人物がいる中で、やはり人気なのは主人公の竈門炭治郎!

炭治郎の有名なセリフはこれ!

 

俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!!

引用元:「鬼滅の刃」5巻

 

これ以外にも多くの名言を残している炭治郎。

家族想いの炭治郎の優しさを感じられる言葉、信念を突き通す強さを感じられる言葉、言葉から感じられる心を揺さぶる感情。

優しさや家族への愛情、仲間を大切にする名言たち15個を、ランキング形式で解説していきます。

 

統計をとったランキングではなく、個人的な好みが入ったランキングですのでご了承ください。

強さと優しさを兼ね備える炭治郎の名言を確認していきましょう!

目次

【鬼滅の刃】竈門炭治郎の名言TOP15!

1位「俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!!

引用元:「鬼滅の刃」5巻

炭治郎らしい、家族、妹を大切に思っていることが良く分かる温かな宣言。

家族が大切、妹が大切、そしてそれを誤魔化すことなく声大きく言えるのは炭治郎だからでしょう。

 

累が十二鬼月だと分かり、それでも禰豆子を取り返さなければならない状態の中、この言葉は累の怒りを買います。

炭治郎の中には、今ここで嘘をついてその場を逃れよう、累の逆鱗に触れないようにして油断させようという考えは一切ないようです。

いつでもまっすぐに、自分の信念を貫き、前だけを見ています。

その場限りの嘘さえも許さない、家族への寸分の隙の無い愛情と炭治郎のまっすぐさがうかがえます。

2位「俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!!俺と禰豆子が必ず!!悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!!

引用元:「鬼滅の刃」6巻

禰豆子は人を襲わない鬼と証明され、お館様から「皆に認められるように」とお言葉をいただきます。

1/f(エフぶんのいち)ゆらぎをもつお館様の言葉の高揚感から、鬼舞辻無惨を倒す宣言が出ました。

 

いくらお館様の言葉に高揚感を覚えたからといって、炭治郎はわざと大きなことを言ったわけではありません。

ずっと考えていること、自分の信念を言葉にしたいという思うが溢れ出し、このセリフに繋がったのでしょう。

この場限りの言葉ではない、大きすぎて叶わない夢だとは思っていないことが、言葉の勢いと表情から読み取れます。

この後お館様に正論を言われて我に返る炭治郎も可愛いので必見です。




3位「頑張れ炭治郎頑張れ!! 俺は今までよくやってきた!! 俺はできる奴だ!! そして今日も!! これからも!! 折れていても!! 俺が挫けることは絶対に無い!!

引用元:「鬼滅の刃」3巻

怪我を負いながら戦っていく中で、ネガティブな思考に侵食される炭治郎。

沈みゆく思考を救ったのは、自分で自分を鼓舞する言葉でした。

 

上手くいかない、どうしたらいいか分からない、解決策が見えない…

思考が停止する、ネガティブな未来しか見えなくなることは誰しもあるでしょう。

この誰しもあることを炭治郎は、その場で、自分で、解決したのです。

思いをや考えを言葉という形に、言葉として口から発することで思考を明瞭に、発した言葉は耳から自分の中に入り、頭が再度理解する。

単純のように見えるこの自己完結の鼓舞も、実はとても理にかなっているのです。

4位「嘘だよ」

引用元:「鬼滅の刃」11巻

相手は敵なのに、相手は鬼なのに、言い争いをする堕姫と妓夫太郎へ優しい言葉をかけています。

人を殺す敵である鬼にも優しい心で接することができる炭治郎は、人生何度目の転生?と思ってしまうほどです。

 

自分も妹がいるから、鬼とは言え兄弟喧嘩をしてほしくないから、お互いが想い合っているから一緒にいるのに、そのことを否定してほしくないから…

「鬼=敵」ではなく、「鬼の堕姫と妓夫太郎」として認識しているからこそ発揮される優しさでしょう。

死の間際に仲違いしてほしくない、思ってもいない言葉でお互い傷付けてほしくない、敵であっても死にゆく間際に無情になれないのは炭治郎らしいです。




5位「強い者は弱い者を助け守る。そして弱い者は強くなり また自分より弱い者を助け守る。これが自然の摂理だ」

引用元:「鬼滅の刃」17巻

「弱者には虫唾が走る」と言い捨てた猗窩座へ諭し、間違いに気付かせようとしているこの言葉。

猗窩座への言葉ですが、実は炭治郎の成長がみえてきます。

 

鬼殺隊へ入ったばかりの頃の階級も経験も1番下っ端でした。

しかし、多くの戦いを経て、煉獄さんたち柱に守ってもらうこともあり、ここまで成長してきました。

自分は多くの人に助け守ってもらった、次は自分が助け、守る番だと気付いているのです。

「自分は強くなった!」と言っているわけではなく、猗窩座へ諭す言葉から炭治郎の強さの成長を感じるなんて、戦いの強さはもちろんのこと精神の成長に涙が滲みます。

6位「醜女のはずないだろう!!よく見てみろこの顔立ちを!!町でも評判の美女だったぞ禰豆子は!!」

引用元:「鬼滅の刃」2巻

禰豆子愛全開のフルスロット炭治郎!

禰豆子は可愛いと知っていても、兄がここまでムキになって説明するなんて、さすが炭治郎というしかありません。

 

家族愛に溢れ、簡単な言葉で言ってしまうと重度なシスコンな炭治郎。

愈史郎が珠世の元へ案内する間、禰豆子の可愛さについてずーっと説明していたようです。

鬼滅の刃の読者目線からしても、禰豆子は可愛いし、美人です。

そんな可愛くて美人な要素に、家族として、兄としての身内目線も入り、弁解に歯止めがきかないなんてさすが炭治郎ですね。




7位「ここに居たいなあ。ずっと振り返って戻りたいなあ」

引用元:「鬼滅の刃」7巻

禰豆子以外の家族を亡くした、炭治郎の嬉しくも悲しい夢の中。

元の世界に戻らなければ、でもこの幸せな生活の中に居たい、炭治郎は葛藤を抱えます。

 

急に家族が亡くなるというのは、楽しい思い出も幸せだった時間も全てを奪っていきます。

ただ奪っていくだけでなく、「奪われた実感」なく失うため、心の欠けやゆがみに気付かないことがほとんどです。

炭治郎も急に家族を亡くし、禰豆子が鬼になり、振り返る時間や自分の中で気持ちを落ち着かせる時間はなかったはずです。

家族みんなで前の湯に暮らしたい、今まで前だけを向いてきた炭治郎の本音、弱音がでてきています。

8位「醜い化け物なんかじゃない。鬼は虚しい生き物だ。悲しい生き物だ。

引用元:「鬼滅の刃」5巻

崩れゆく累の寂しい気配を感じ、背を撫でる炭治郎。

しかし、累を一切無視して着物を踏みつける義勇へ向かって発せられた言葉です。

 

「鬼=敵」として戦う鬼殺隊として、炭治郎は異様な考え方でしょう。

しかし、禰豆子が鬼になってしまった炭治郎からしたら、鬼は敵という分野だけでは括られないと考えているのではないでしょうか。

特に人間だった頃の記憶を持たない鬼というのは、悲しく、過去を振り返って消えていっていきます。

同情ではない、炭治郎なりの鬼への思いやりが溢れています。

9位「俺炭焼き小屋の息子なんで!料理は火加減!」

引用元:「鬼滅の刃」134話

柱稽古の最中、米炊きや魚焼きが上手いと褒められた時の炭治郎の返事の言葉です。

「どやさ!」の顔で言っている当たりが可愛いシーンです。

 

鬼殺隊に入る前の家族みんなで暮らしていた時の経験が役に立っている、みんなの血肉になるため物理的にも役に立っている。

そのことが嬉しくて、自分だけの力ではなく家族のおかげなんだと言っているように感じます。

明るい顔をして言っている中で、この時家族みんなのことを思い出して少し寂しくなったりしたのかな、なんて考えてしまう言葉です。




10位「神様どうかこの人が今度生まれてくる時は鬼になんてなりませんように」

引用元:「鬼滅の刃」8話

藤襲山での最終選別、別格の鬼を倒した炭治郎が悲しい祈りを言葉にしたこのセリフ。

 

錆兎と真菰、それ以外にも多くの鬼殺隊候補者を食べてきた残虐な鬼。

崩れゆく中、悲しい匂いを感じた炭治郎が手を握りました。

いくら現在進行形で崩れていっている鬼だとしても、手を握る、ましてや転生後のことを祈るなんて誰でもできるのでしょうか?

多くの人の命を奪い、自分のことを殺そうとした鬼にここまでできるのは、並大抵の人ではありません。

炭治郎は最初から突出した、良い意味で異端児だったということが分かります。

11位「俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった」

引用元:「鬼滅の刃」3巻

炭治郎らしい考え方!

今までこの「長男だから」考え方をしたことがある人というのは、実は少ないのではないでしょうか?

 

子どもは生まれる順番により、性格の傾向が似ることがあります。

3人兄弟なら第一子はしっかりもの、第二子は要領よく、第三子は甘え上手。

世界中の人が当てはまるわけではありませんが、炭治郎は「さすが第一子、長男!」と言えるほど当てはまっています。

今までも「長男だから」と我慢してきたことが多くあったことが分かります。




12位「悔しいなぁ。何か一つできるようになってもまたすぐ目の前に分厚い壁があるんだ」

引用元:「鬼滅の刃」8巻

煉獄さんが亡くなり、自分の弱さを再確認した炭治郎。

 

頑張ってきた、たくさん練習した、それでも簡単には上手くならない、すぐには強くはならないものです

そのことを知っているはずなのに、自分が目指している場所ははるか遠く、難しい障害物が立ちはだかっていると再認識しています。

煉獄さんが多くのことを教えてくれたから、最後に話をしてくれたから、「煉獄さんが死んでしまった事実に対する涙」と「自分の不甲斐なさ」に泣いているのでしょう。

そんな涙を引き出した煉獄さんは、この悔しさをバネに炭治郎が成長すると見込んでいた策士かもしれませんね。

13位「偶然だよ。それに裏が出ても表が出るまで何度でも投げ続けようと思ってたから」

引用元:「鬼滅の刃」7巻

自分の行動をコインで決めていたカナヲの心を動かしか炭治郎。

「表が出たらカナヲは心のままに生きる」と言って見事表を出し、思わずカナヲも質問してしまいました。

 

「表が出たら」「表が出るまで何度でも」

炭治郎の賢いところ、貪欲で素直なところが現れているこの言葉。

その場で投げているのだから、誰しも「この投げたコインが表だったら」と考えます。

しかし炭治郎の柔軟な発想では、「カナヲの心の声を大切にしてほしいから、どうしても面を出す」と諦めずに考えているのです。

1回目で面を出す炭治郎、もし出なくても絶対面を出すという強い想いと優しさにカナヲだけでなく、私たち読者も惹きつけられます。




14位「今俺が自分の弱さ人どれだけ打ちのめされてると思ってんだ。この糞爺!!」

引用元:「鬼滅の刃」8巻

あの!炭治郎が!糞爺なんて暴言を!

驚いた人も多いはずです。

 

煉獄さんが亡くなり、煉獄家へ行った際、父の槇寿郎から「調子に乗るなよ!」と言われます。

自分の弱さを再確認したばかりの炭治郎は、怒りに任せて「糞爺」と言ってしまいました。

この後のうな垂れ具合で、自分がどれほどのことをしたのか気付き、真摯に受け止めています。

思わず暴言が出てしまうほど、自分の弱さへの悔しさ、煉獄さんを大切に思ってほしいと願う気持ちがうかがえます。

15位「それでも俺は今自分にできることを精一杯やる。心を燃やせ。負けるな。折れるな」

引用元:「鬼滅の刃」22巻

これはいつまでも心に置いておきたい、優しくも強い言葉。

 

煉獄さんの柄を使い、思いを抱いて、前を向いて精いっぱい努める。

何かに打ち勝とうとするとき、目標に向かって努力しているとき、そして心が折れそうなときはこの言葉を思い出してみましょう。

どれだけ大きな敵であっても諦めない、自分を卑下しない、最善を尽くす、そして自分を持ってくれる人を大切に。

だからこそ自分は一人ではない、今までの自分の努力を肯定し、そして力強く背中を押す言葉たち。

何事にも真っ直ぐ取り組む炭治郎の心構えです。




【鬼滅の刃】竈門炭治郎の名言TOP15! 最後に

いかがでしたでしょうか。

炭治郎の優しさ、芯の強さ、揺るがない信念、家族を思う愛情を、言葉を通じて感じることができたでしょう。

 

鬼滅の刃全23巻の中には、これ以外にも多くの名言、心揺るがす言葉たちが描かれています。

自分の中での「竈門炭治郎の名言TOP15」を考えてみるのもいいですよね。

読む人によって解釈が異なる、好きな言葉が違うところが名言の面白いところ!

これを機に鬼滅の刃を読み返してみるのもいいですね!

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

素敵な鬼滅の刃ライフをお過ごしください。