世界中で大ヒットしている「鬼滅の刃」。
多くの登場人物がいる中で、やはり目を引くのは炎柱の煉獄杏寿郎!
煉獄さんと言えば有名なセリフはこれ!
「よもやよもやだ。柱として不甲斐なし。穴があったら!入りたい!」
引用元:「鬼滅の刃」7巻
これは劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のPVの中で、煉獄さんが言っていたことで有名になりました。
もちろん他にも多くの名言を残している煉獄さん。
優しい言葉、先輩としての教えはもちろん、命の切迫した状況でのアドバイスや最後の言葉まで。
私たちに命の大切さ、「人間とは何か」を教えてくれた心に刻みたい名言たち15個を、ランキング形式で解説していきます。
統計をとったランキングではなく、個人的な好みが入ったランキングですのでご了承ください。
心を燃やす煉獄さんの名言を確認していきましょう!
目次
- 1 【鬼滅の刃】煉獄杏寿郎の名言TOP15!
- 1.1 1位「心を燃やせ」
- 1.2 2位「母上、俺はちゃんとやれただろうか。やるべきこと果たすべきことを全うできましたか?」
- 1.3 3位「俺は俺の責務を全うする!ここにいる者は誰も死なせない!!」
- 1.4 4位「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ堪らなく愛おしく尊いのだ」
- 1.5 5位「胸を張って生きろ」
- 1.6 6位「だから柱である俺がきた」
- 1.7 7位「父には体を大切にして欲しいと」
- 1.8 8位「よもやよもやだ。柱として不甲斐なし。穴があったら!入りたい!」
- 1.9 9位「俺がここで死ぬことは気にするな。柱ならば後輩の盾となるのは当然だ。柱ならば誰であっても同じことをする。若い芽は摘ませない」
- 1.10 10位「この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!」
- 1.11 11位:「動くな!傷が開いたら致命傷になるぞ!!待機命令!」
- 1.12 12位「うまい!うまい!うまい!」
- 1.13 13位「母上。俺の方こそ貴方のような人に生んでもらえて光栄だった」
- 1.14 14位「命をかけて鬼と戦い人を守る者は誰が何と言おうと鬼殺隊の一員だ」
- 1.15 15位「そんなことで俺の情熱は無くならない!心の炎が消えることはない!俺は決して挫けない」
- 2 【鬼滅の刃」煉獄杏寿郎の名言TOP15 最後に
【鬼滅の刃】煉獄杏寿郎の名言TOP15!
1位「心を燃やせ」
引用元:「鬼滅の刃」8巻
これは、煉獄さんが言うからこそ輝くセリフでしょう!
「歯を喰いしばる」「前を向く」と同等の言葉として使われた「心を燃やせ」。
どんな意味が込められているのでしょうか。
炎柱である煉獄さんだからこそ、「火」に関連した言い方をしたのでしょうか?
この「心を燃やせ」は、「諦めるな」「闘志を持ち続けろ」、そして「お前ならできる」という背中を押す言葉のように感じます。
鬼と戦う上での大切なこと、それは「信念を持って戦うこと」。
鬼殺隊としての心構え、そして自分はこれから守ってやれないがずっと応援しているという鼓舞と信頼の言葉なのでしょう。
血まみれになっているから、煉獄さんが死んでしまいそうだから…
「口から発せられた言葉」だけでなく、「状況」と「気持ち」が言葉の意味に重みを、そして涙を誘うのでしょう。
2位「母上、俺はちゃんとやれただろうか。やるべきこと果たすべきことを全うできましたか?」
引用元:「鬼滅の刃」8巻
世界中の全母が泣いたであろうこのセリフ!
母でなくても泣けるのに、子を持つ母親からしたら涙が止まらないでしょう。
自分の人生の最後、少しずつ死が近寄ってくるその瞬間、あなたは母を思い出し、想いを問うことはできるのでしょうか?
亡き母への想いをずっと大切にしているからこそ、最後のこの場面で母が出てきたのでしょう。
煉獄さんにここまで想われている幸福に胸が締め付けられます。
なによりここでの母への問いかけは、分からないから聞いているわけではありません。
「母なら褒めてくれる、認めてくれる」と分かっているからこそ、心を預けて質問しているのです。
こんな母になりたい、そしてこんな風に母を思ってくれる煉獄さんのような息子が欲しいと思うほど、素敵な親子関係が読み取れる言葉です。
3位「俺は俺の責務を全うする!ここにいる者は誰も死なせない!!」
引用元:「鬼滅の刃」8巻
鬼殺隊の中でも中枢となる「柱」。
その柱のメンバーの1人である煉獄さんは、自分の責任、やるべきことを明確にして、任務に努めます。
鍛錬を積んでいるから、強いから、柱だから…
自分は目が潰れ、肋骨は砕け、内臓が傷ついても、この言葉を堂々と胸を張っていえるでしょうか?
どれだけ強くても、痛いものは痛いし、辛いものは辛いはずです。
それでも煉獄さんは「死なせない」と宣言しているのです。
勝てると信じているからこそ、守れると信じているからこそ、自分で自分の背中を押しています。
簡単にできることではない、煉獄さんの「真の強さ」そして「芯の強さ」が読み取れます。
4位「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ堪らなく愛おしく尊いのだ」
引用元:「鬼滅の刃」8巻
「人が生きる理由」をここまで分かりやすく、共感性を持たせ、心にストンと落ちる言葉で教えられるのは、誰でもない煉獄さんだからでしょう。
「人はなぜ生きるのか」
「みんな最後は死ぬのに生きる意味はあるのか」
生きている中で1度は直面する、人生で1番大きく1番深い課題です。
答えを出すことは簡単ではなく、分からないまま日々を過ごすことがほとんどです。
しかし煉獄さんは、人の生きる意味を知り、その意味を自分の中で納得しているからこそ、言葉にして説明ができるのです。
「生きる」ことも「死ぬ」ことも尊重し、愛し、納得している。
この人は本当は何百年も生きているのではないか?と錯覚を起こすほど達観していて、物事の心理を見る目を持っています。
5位「胸を張って生きろ」
引用元:「鬼滅の刃」8巻
あの伊之助を悲しみと悔しさで震わせたこの言葉。
よくある言葉、そしてよく使われる言葉ですが、煉獄さんが言うからこそこの言葉の真価が発揮されます。
ここで使われた「胸を張って生きろ」という言葉は、なんだか少し不思議な言葉だと思いませんか?
「背筋を伸ばして生きろ」や「前を向いて生きろ」、「堂々と生きろ」など同じような意味の言葉は多くあります。
その中で、なぜ煉獄さんは「胸を張って生きろ」という言葉を選んだのでしょうか。
心が宿っているのは心臓、となると信念や情熱があるのも心臓、つまり「胸」です。
煉獄さんはきっと「自分の信念や心を大切にし、それを隠すことなく、余すことなく相手に見せつけてやれ、お前は正しい」という意味を込めていたのではないでしょうか。
6位「だから柱である俺がきた」
引用元:「鬼滅の刃」7巻
強い敵には強い人を、当たり前の回答でありながら自分の実力を過信せず、謙遜もしない、「等身大の自分を知っている」からこそ出てくる言葉です。
「柱」とは強さの象徴です。
鍛錬を積めば誰でもなれるというわけではなく、限られたものしか柱になれません。
そんな貴重な柱の1人である煉獄さんは、自分は他の人よりも格段に強いということを身に染みて認識しています。
そして何よりの凄さは「自分の強さ」を認識しているだけでなく、「自分の正確な力量」も理解しているのです。
単純で可愛らしい面もある煉獄さんですが、戦うことに関しては単純ではなく、深層まで理解していることがほとんどです。
煉獄さんは「煉獄さんの深層」までも理解している、このことは簡単にできることではないはずです。
7位「父には体を大切にして欲しいと」
引用元:「鬼滅の刃」8巻
このシーンで泣かなかった人はいないでしょう。
自分の死と直面し、最後に家族への言葉を残します。
折り合いの悪かった父へ、そして剣士を目指すも刀の色が変わらなかった千寿郎へ、ずっと想っていた気持ちを最後の言葉で…
元柱だったがお酒にもまれて暴言を吐き、煉獄さんが柱になったときでさえ「くだらん」と言い捨てた父親。
そんな父親を嫌うことなく、悪く言うことなく、最後まで体調面を気遣う心遣い。
普通の人ならば「もう知らない!」と自分まで自暴自棄になってしまうそうですが、煉獄さんは違いました。
煉獄家の家族の絆の強さと信頼が見えてきます。
8位「よもやよもやだ。柱として不甲斐なし。穴があったら!入りたい!」
引用元:「鬼滅の刃」7巻
映画のPVでも使われたこの言葉。
眠りに落ちている間に状況が一変していることに対して驚きを隠せない煉獄さんです。
この「よもやよもや」は、「まさか」「予想外」という意味で使われています。
強い鬼がいるから柱である煉獄さんがきたのに、その自分がまさか眠ってしまうとは、そして起きてみるとまだ新人の善逸や禰豆子たちが敵と戦っているではありませんか。
これは確かに予想外で、まさかの事態で、穴があったら入りたくなるほどでしょう。
とはいえ、ここで言う「穴があったら入りたい」というのは言葉のみ、恥ずかしさのあまり本当に穴に入ってしまいたいわけではありません。
どちらかといえば、「寝てしまって恥ずかしいから、より一層気合を入れて戦う」という気持ちを含んでいます。
9位「俺がここで死ぬことは気にするな。柱ならば後輩の盾となるのは当然だ。柱ならば誰であっても同じことをする。若い芽は摘ませない」
引用元:「鬼滅の刃」8巻
炭治郎を守り、その代償として自分は死に直面している。
そんな状態で、炭治郎へこの言葉を言える煉獄さんは真の強さの持ち主、最大限に心遣いのできる素敵な柱でしょう。
最後にかっこつけているわけでなく、素でこの言葉を言っている煉獄さん。
自分の死が炭治郎の重荷にならないように、むしろ自分の死を超えて大きく成長してほしいから…
そんな思いを込めた言葉なのでしょう。
この言葉、「柱ならば後輩の盾となるのは当然」と言っていますが、こんな先輩、上司はなかなかいません。
母からの教えとは言え、任務と自分の決意を実行に移すことができる煉獄さんは、尊敬される柱の代表と胸を張って言えるでしょう。
10位「この煉獄の赫き炎刀がお前を骨まで焼き尽くす!」
引用元:「鬼滅の刃」7巻
煉獄さんにしては少し抽象的な物言いをしているこの場面。
「煉獄の赫き炎刀」とは、どのような意味を持って使われているのでしょうか?
煉獄とは「いのちの終わりと天国の間の清めの期間、浄化を受ける場所」とカトリック教会の教養として伝えられています。
つまり、鬼という「いのち」を持っているものの「終わり」を持たない者を浄化すべく、炎柱の煉獄さんの刀が振るわれるのです。
最初に読んだときは、自分のことを「煉獄」と呼んでいるのかと思いましたが、炭治郎たちと列車で出会った場面では、自分のことを「俺」と呼んでいます。
このことから、ここでの煉獄は自分の名のことではなく、煉獄という名詞として使用されているのです。
煉獄家は「煉獄の意味」の教養を受けているのか思うほど、鬼殺隊として、そして柱としてしっくりくる一族ですね。
11位:「動くな!傷が開いたら致命傷になるぞ!!待機命令!」
引用元:「鬼滅の刃」8巻
煉獄さんは柱であり、上司であり、先輩であると身に染みて実感する場面!
行動制限、理由、そして上長命令、全てを簡潔に言葉にしているなんて、どれだけかっこいいのでしょう!
猗窩座と戦う煉獄さんは、怪我を負う炭治郎が戦いに加担しようとしているのを横目で見つけ、行動を制します。
まず上弦の参というかなりの強敵と戦っていて余裕のない中で、後輩である炭治郎たちを気に掛ける心の余裕。
そして、「簡単に倒せる相手ではないから協力してくれ」というわけではなく、自分が戦って守るという気概。
なにより、炭治郎たちへ言葉と意味を正確に伝達した的確な指示。
「いや、でも」と思う隙を一切与えない物言い。
「煉獄さんのような先輩、上司が欲しい!」と思う人続出でしょう!
12位「うまい!うまい!うまい!」
引用元:「鬼滅の刃」7巻
柱であり、かなりの実力を持つ煉獄さんの可愛らしい場面。
後ろで炭治郎と善逸が引いた顔で見ているのも、なんとも言えないシュール感を漂わせています。
物事を深く理解している煉獄さんですが、根は単純で素直なようです。
美味しいものは美味しい、だからこそ出てくる「うまい」の言葉。
とは言え、一口食べるたびに「うまい、うまい」と言っているのでしょうか?
しかも列車に1人で乗って、1人で弁当を食べているのに?
あの人が炎柱なのか、ただの食いしん坊じゃなくて?と善逸が思わず口にしてしまうほど、初見では異様な光景ですよね。
強い煉獄さんだからこそ、思ったことをすぐに口にする素直な性格なのでしょう。
13位「母上。俺の方こそ貴方のような人に生んでもらえて光栄だった」
引用元:「鬼滅の刃」8巻
この言葉も、全母、いや、母でなくても皆涙が止まらないはず!
誰もが母から生まれてくる、そんな当たり前のことを当たり前と思わず、緊迫した状況の中で感謝できるなんて、どれだけできた人間なのでしょう。
この前の海藻のシーンで、煉獄さんの母が「強く優しい子の母になれてしあわせでした」と言っています。
その言葉への回答の言葉だからこそ、「俺の方こそ」と言っているのです。
母が子を選ぶのか、子が母を選ぶのか、卵が先か鶏が先かの論戦と同じで答えの出ない問いです。
答えがないとはいえ、2人の中では答えが出ているようですね。
「子が母を選び、母が子を選ぶ」
選んでくれてありがとう、母にしてくれて、子にしてくれてありがとう、多くの感謝が募っている言葉です。
14位「命をかけて鬼と戦い人を守る者は誰が何と言おうと鬼殺隊の一員だ」
引用元:「鬼滅の刃」8巻
鬼でありながら人間を守る禰豆子。
お館様の前で禰豆子は味方だと証明したものの、柱の中では納得していない人もいます。
煉獄さんも初めは隊律違反として、鬼である禰豆子と庇っている炭治郎を斬首するべきと言い放った、「反対派」の1人でした。
しかも、お館様が「認めてほしい」と言っても反対していたほどです。
しかし、列車内で戦う禰豆子の姿を見て、禰豆子は味方だと認めたのです。
煉獄さんの素直な性格、自分の見たものが正しいと考えているからこそ、禰豆子の存在が認められたのです。
煉獄さん以外にも反対派の柱は多くいました。
「きっとこれから反対している柱と関わるだろうが、きっと大丈夫、禰豆子は鬼殺隊の一員であり仲間だ」と炭治郎の心の負担を軽くしてくれているように感じます。
15位「そんなことで俺の情熱は無くならない!心の炎が消えることはない!俺は決して挫けない」
引用元:「鬼滅の刃」7巻
柱になったことを父へ報告したものの、「くだらん…どうでもいい」と投げやりな言葉を投げつけられた煉獄さん。
父に認められたい千寿郎の希望を消してしまう答えだとしても、嘘偽りなく本当のことを伝えます。
煉獄さんの素直さ、愚直さは時に人を傷つけるでしょう。
今回も、柱になれば父に認められるかもしれないと期待していた千寿郎の思いを真っ向から否定する結果になってしまいました。
だからといって、「父に褒めてもらえた、認めてもらえた」と嘘をつくことが良いことではありません。
煉獄さんは本当のことを話し、そのうえで、自分は千寿郎を応援している、一緒に頑張ろうと応援しています。
自分も父に拒絶されて悲しいはずなのに、弟を支えて一緒に前を向こうと努める煉獄さんは兄の鏡でしょう。
【鬼滅の刃」煉獄杏寿郎の名言TOP15 最後に
いかがでしたでしょうか。
煉獄さんの熱い心、優しさ、強さ、そして揺るがない信念たちを、言葉の端々から感じることができたはずです。
ここで出てきた名言は、鬼滅の刃7.8巻の2冊の中に書かれています。
登場してから亡くなるまでの期間が短いため、炭治郎、伊之助へ多くの言葉を残したことが分かります。
この名言、15個すべて知っていたあなたは鬼滅の刃マニア、そして煉獄杏寿郎マニアと胸を張って言えるでしょう!
名言の面白いところは、読む人によって解釈が異なるところ!
ここに書かれていることは私なりの解釈、そしてランキングなので、あなたの「煉獄杏寿郎の名言TOP15」を考えてみるのもいいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
素敵な鬼滅の刃ライフをお過ごしください。