世界中で大ヒット中のマンガ「鬼滅の刃」。
個性的なキャラクターが多い中、一段と際立っているのはやはり嘴平伊之助でしょう。
伊之助と言えば、この言葉!
「猪突猛進!!猪突猛進!!」
引用元:「鬼滅の刃」3巻
この他にも数多くの名言を残している伊之助。
まっすぐ前を向き続ける芯の通った言葉、人の優しさに触れて心が緩む言葉、仲間を想う温かな言葉まで。
統計をとったものではなく個人的なランキングですので、ご了承ください。
伊之助のほわほわと心温まる言葉たちを見ていきましょう。
目次
- 1 【鬼滅の刃】嘴平伊之助の名言TOP15
- 1.1 1位「猪突猛進!!猪突猛進!!」
- 1.2 2位「弱気なこと言ってんじゃねぇ!!なれるかなれねぇかなんてくだらねぇこと言うんじゃねぇ!!信じると言われたならそれに応えること以外考えんじゃねぇ!!死んだ生き物は土に還るだけなんだよ。べそべそしたって戻ってきやしねぇんだよ。悔しくても泣くんじゃねえ」
- 1.3 3位「母ちゃん…」
- 1.4 4位「俺は山の王だ。よろしくな祭りの神」
- 1.5 5位「俺が柱になったら呼び名は野獣柱…いや猪柱か!?どっちがいいと思う!?おい…」
- 1.6 6位「斬れねえ。だめだ炭治郎。できねえ」
- 1.7 7位「てめェェ!!これ以上俺をホワホワさすんじゃねぇぇ!!」
- 1.8 8位「俺たちを庇って数珠のオッサンの足と半々羽織りの腕が千切れた。あっちこっちに転がってる死体は一緒に飯を食った仲間だ。返せよ。足も手も命も全部返せ。それができないなら、百万回死んで償え!!」
- 1.9 9位「何だコラ…俺の顔に文句でもあんのか………!?」
- 1.10 10位「俺は鬼殺隊の嘴平伊之助だ!! かかって来やがれゴミクソが!!
- 1.11 11位「こいつはアレだぜ、この土地の主…この土地を統べる者。この長さ、威圧感、間違いねぇ。今は眠ってるようだが油断するな!!」
- 1.12 12位「だって俺刀二本持ってるもん。ウハハハハ!!最強!!」
- 1.13 13位「どいつもこいつも俺が助けてやるぜ。須らくひれ伏し!!崇め讃えよこの俺を!! 伊之助様が通るぞォオ」
- 1.14 14位「ゴメンネ、弱クッテ」
- 1.15 15位「お前ずっと寝てた方がいいんじゃねぇか…」
- 2 【鬼滅の刃】嘴平伊之助の名言ランキング 番外編
- 3 【鬼滅の刃】嘴平伊之助の名言 最後に
【鬼滅の刃】嘴平伊之助の名言TOP15
1位「猪突猛進!!猪突猛進!!」
引用元:「鬼滅の刃」3巻
伊之助の代名詞とも言える「猪突猛進」。
CMで使用されたこともあり、全国民に知れ渡ったことでしょう。
猪突猛進はまっすぐに、猛烈ないきおいで突き進むこと。
猪の被り物をしている伊之助を表す言葉として会い過ぎて、猪突猛進から伊之助が生まれたのか、伊之助から猪突猛進が付けられたのか気になるところです。
2位「弱気なこと言ってんじゃねぇ!!なれるかなれねぇかなんてくだらねぇこと言うんじゃねぇ!!信じると言われたならそれに応えること以外考えんじゃねぇ!!死んだ生き物は土に還るだけなんだよ。べそべそしたって戻ってきやしねぇんだよ。悔しくても泣くんじゃねえ」
引用元:「鬼滅の刃」8巻
煉獄さんが亡くなり、自信を無くす炭治郎へかけた言葉です。
山の中で育った伊之助だからこそ、「死」に対する考えや見方が他の人よりも卓越しています。
「できる」「できない」ではなく、「できるようにする」そのための努力を怠らない姿勢。
涙ながらに炭治郎へ声をかけている伊之助を見て、涙が止まりません。
3位「母ちゃん…」
引用元:「鬼滅の刃」19巻
上弦の弐の鬼を倒す際、自分の母親の話を聞いた伊之助。
「親はいない」と言い張っていた伊之助は、自分に親がいること、そして母に愛されていたことを思い出します。
自分を愛した母を殺した鬼を倒すも、母は帰ってくるわけではありません。
やりきれない気持ちと、愛されていた思い出を実感して涙を流しています。
4位「俺は山の王だ。よろしくな祭りの神」
引用元:「鬼滅の刃」9巻
宇随の自己紹介で「俺は神だ!」と言い、それに答える伊之助。
炭治郎の「何を司る神ですか?」という問いもなんだかズレていますが、それ以上にぶっ飛ん言葉を発する伊之助に全員引いています。
「神」と「王」では位やレベルが違うような気がしますが、伊之助は「自分の敬称を自慢する場」と思ったのでしょう。
何のためらいもなく山の王と言えるところは、さすがとしか言いようがありません。
5位「俺が柱になったら呼び名は野獣柱…いや猪柱か!?どっちがいいと思う!?おい…」
引用元:「鬼滅の刃」18巻
上弦の弐が目の前にいることを知っていながら、当たり前のように勝つ気でいることが分かる物言いです。
自分が上弦の弐に勝って、その功績から柱になろうとしている、伊之助の頭の中がよく分かります。
野獣柱と猪柱。
個人的に猪柱になって、号令は「猪突猛進」と言ってほしいです。
6位「斬れねえ。だめだ炭治郎。できねえ」
引用元:「鬼滅の刃」23巻
無惨を倒したのに、まさかの炭治郎が鬼になってしまう事態に。
「誰かが道を踏み外しそうになったら皆で止めような」という炭治郎の言葉通り、鬼になった炭治郎を斬ろうとするも、斬れずに涙を流します。
最初の頃は単独行動、仲間を仲間と思っていないような振る舞いもあった伊之助。
仲間の大切さ、そして1人の人間として成長していることが分かります。
7位「てめェェ!!これ以上俺をホワホワさすんじゃねぇぇ!!」
引用元:「鬼滅の刃」4巻
今まで個人で戦っていた伊之助。
炭治郎から「一緒に戦おう」「力を合わせよう」と言われて、ほわほわとなっています。
今まで体験したことのない気持ち、心の動きになんだかぎこちない様子です。
いつもが真っ直ぐに、全力投球しているからこそ、このほわほわしているシーンはほっこりします。
8位「俺たちを庇って数珠のオッサンの足と半々羽織りの腕が千切れた。あっちこっちに転がってる死体は一緒に飯を食った仲間だ。返せよ。足も手も命も全部返せ。それができないなら、百万回死んで償え!!」
引用元:「鬼滅の刃」23巻
無惨からの無慈悲で暴力的な攻撃に対して、激怒しています。
伊之助は感情を素直に言葉や態度に出すため、気持ちを引き込まれやすいでしょう。
傷付いた仲間への想いと伊之助の涙を見て、泣かない読者はいないのではないでしょうか?
こんな緊迫した場面なのにやはり名前を覚えられない、面白いあだ名で呼んでいるあたりにも伊之助なりの愛を感じます。
9位「何だコラ…俺の顔に文句でもあんのか………!?」
引用元:「鬼滅の刃」4巻
炭治郎の頭突きで猪の被り物が取れ、伊之助の顔が初めて披露されました。
筋肉質な身体つきからは想像できないほどの可愛らしい顔に、善逸は慌てふためきました。
幼いころから猪の被り物をしていた伊之助ですが、以前に顔の可愛らしさでからかわれたことでもあるのかと思う反応です。
綺麗な顔つきなので、ずっとこのままでいてほしいぐらいです。
10位「俺は鬼殺隊の嘴平伊之助だ!! かかって来やがれゴミクソが!!
引用元:「鬼滅の刃」5巻
このシーンまでは「鬼を倒す伊之助」として存在していましたが、この言葉を機に「鬼殺隊の伊之助」として始動した場面です。
考えや思いを言葉にすることで、口から、耳から、脳から、そして皮膚から、自分の信念を実感できます。
伊之助も、「鬼殺隊の嘴平伊之助」と言葉にすることで、より自覚が湧いているはずです。
この場で伊之助がここまで考えて言っているわけでなく、本能的に言っているのはさすがでしょう。
11位「こいつはアレだぜ、この土地の主…この土地を統べる者。この長さ、威圧感、間違いねぇ。今は眠ってるようだが油断するな!!」
引用元:「鬼滅の刃」7巻
汽車を初めてみた伊之助。
さすが山の神というべきでしょうか、自分よりも位の低い「主」と判断しながらも驚きを隠せません。
今まで山で育っていた伊之助からしたら、汽車は確かに驚きの存在でしょう。
これに対して冷静に突っ込んでいる善逸も必見です。
12位「だって俺刀二本持ってるもん。ウハハハハ!!最強!!」
引用元:「鬼滅の刃」5巻
硬くて切れなかった鬼を斬れたことで、喜びを隠せません。
1より2の方が多いから強いと考えられるのは、二刀流を難なくこなしている伊之助だからでしょう。
実際は刀を2本持っているから強いわけではなく、2本の刀を使いこなしているから強いのですが、伊之助は気付いているのでしょうか?
ただ、言葉だけで聞くとまるで小学生のようですね。
13位「どいつもこいつも俺が助けてやるぜ。須らくひれ伏し!!崇め讃えよこの俺を!! 伊之助様が通るぞォオ」
引用元:「鬼滅の刃」7巻
自分が寝ている間に鬼に襲撃されていたとは思えないほど、前向きで猪突猛進な言葉。
さすが山の王、人の名前は覚えられなくても「崇め讃えよ」という難しい言葉は知っているようです。
「伊之助様」と言っているあたりが、王の自覚があることが分かります。
冗談ではなく本気で言っているのが伊之助の良さでしょう。
14位「ゴメンネ、弱クッテ」
引用元:「鬼滅の刃」6巻
伊之助が謝るなんて!
常に自信満々で前を向き続けているからこそ、変わり果てたこの姿に驚いた人は多いでしょう。
カタコトの物言いから、体だけでなく心も傷付いていることが分かります。
この後炭治郎と善逸が両サイドから慰めていますが、「このカタコト言ってるのは本当に伊之助だよね?」と思ってしまうシーンです。
15位「お前ずっと寝てた方がいいんじゃねぇか…」
引用元:「鬼滅の刃」9巻
この場面で初めて善逸の攻撃する姿を見たの!?と驚いた場面です。
”蚯蚓帯”に困惑してる状況の中、これだけ冷静にツッコミするのかと感心してしまいました。
つい2ページほど前に「戦いに終わりが無ぇ」と言っていた人とは思えません。
目の前のことに素直に反応する伊之助らしい言葉です。
【鬼滅の刃】嘴平伊之助の名言ランキング 番外編
1位「ドンドンボムボムすんじゃねーよ。入れねえだろうが!!」
引用元:「鬼滅の刃」10巻
伊之助らしい擬音語パラダイス。
ドンドンボムボムイライラな伊之助と、そんな中寝ている対照的な善逸もいい塩梅です。
2位「蚯蚓ってどうやって倒すんだっけ?小便かけるんだっけ」
引用元:「鬼滅の刃」9巻
山の王と自負していましたが、蚯蚓の倒し方までは知らなかった伊之助。
むしろ小便をかけると倒せるものが気になります。
3位「ギャーーッ」
引用元:「鬼滅の刃」20巻
名言というよりも名場面というべきかもしれないこの言葉。
あの伊之助がカナヲに尻叩きされて、悲鳴を上げているいるなんて驚きです。
4位「シッシシッシうるせぇんだよ!!こんのタコ助が!!!黙れ小僧。いつものアレを寄こせ。”おかき”を持って来い。ここは俺の縄張りだ」
引用元:「鬼滅の刃」10巻
伊之助は、小さな頃から伊之助だったことが分かります。
不思議なあだ名をつけるのはこの時から始まったのでしょう。
5位「キャハハハッ」
引用元:「鬼滅の刃」16巻
伊之助の笑い声とは思えない、可愛らしく不思議な笑い方です。
初めての体験にテンションが上がってしまう姿も可愛らしいです。
【鬼滅の刃】嘴平伊之助の名言 最後に
いかがでしたでしょうか。
伊之助の純粋さが溢れ出る、温かで真っ直ぐな言葉たちに心打たれたことでしょう。
言葉使いが荒くても、自分の信念に真っ直ぐと向き合う伊之助の言葉は、心に直球で届いてきます。
名言の面白いところは、読者によって解釈が異なることです。
これを機に鬼滅の刃を読み直し、自分なりの伊之助の名言ランキングを作ってみるのもいいかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
素敵な鬼滅の刃ライフをお過ごしください。